Devoción

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お店に入った瞬間から気分が上がった。

入口の扉を開けると、いきなり大きな焙煎機とコーヒー豆の袋が目に入ってくる。これだけでも、本格的な店だろうなという予感がする。

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焙煎機を横目に奥まで伸びる通路を進むと、広々としたスペースに出る。最初に目に飛び込んでくるのは、大きく開いた天窓とグリーンで覆いつくされた壁。

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真ん中には革張りのソファーが向かい合わせに置いてあって、その周りにテーブル席がずらり。左手の壁際にはカウンター席もある。なんとも気持ちのいいゆったりとした空間。しかも格好いい。これはかなり好きな感じ。

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店内にも壁にどーんと書いてある通り(一番上の写真)、この店の豆はすべてコロンビアのもの。ニューヨークに数あるコーヒーショップの中でも、原産国限定という店は珍しい。(少なくとも私ははじめて見た)コロンビアのグッズも取り扱っているし、とにかくコロンビア推しなのである。

ちょうどNetflixで、実在したコロンビアの麻薬王のドラマ「ナルコス」を見たばかりだったので、この贅沢な空間とコロンビア推しぶりに、もしやこのお店のバックにはコロンビアのドラッグマネーが…?と勝手な妄想をして楽しむ。(あくまでも妄想です)

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はじめてのお店なので、いつものようにラテを注文。店員さんが2人しかいなかったせいか、かなり時間がかかったけど、店の雰囲気に気分が上がりっぱなしで写真を撮りまくっていたので、そこまで気にならなかった。

コーヒーは、興奮してたので多少盛られてるかもしれないけど、割とさっぱりとして美味しかった。

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フードは、アボカドトーストみたいなしっかりとしたメニューもあったけど、今回は朝食代わりにハムチーズクロワッサンを食べた。店の奥にキッチンがあって、そこでつくっているらしい。こちらはまあまあ。

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眩しいというお客さんにパラソルを出す、ってここ店内ですけど…。そのパラソルも黄色

眩しいというお客さんにパラソルを出す、ってここ店内ですけど…。そのパラソルも黄色

コーヒーカップ、看板、店内のポスターと、黄色がアクセントに使われていてこれもツボ。最近、こんな風にコーヒーカップの色を店の差し色にしてるところが増えてる気がする。

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ウィリアムズバーグはたまにしか来ないけど、やっぱり面白くていいお店がある。『New York Coffee Shop Journal』のために取材して書き下ろしたSweatshopもこの近所。Sweatshopもすごくいいお店なので、チェックしたい人はよかったらZineを見てみてください。

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今日は、ニューヨークのコーヒー通のMikiさんに連れて来てもらった。さすがコーヒー通のセレクト。ありがとうございました!

Devoción
69 Grand St.
Brooklyn, NY 11249
Mon-Fri 7 am-7 pm
Sat-Sun 8 am-7 pm
WiFi Yes
Restroom Yes

Yuko MatonoCoffee, New York